目次
1.アイビスサマーダッシュのラップ分析
1-1.過去5年間のラップパターン
対象年 | 前半3F | 後半3F | ラップパターン |
---|---|---|---|
2015年 | 32.5 | 32.0 | 高速瞬発失速 |
2016年 | 32.8 | 31.9 | 高速瞬発失速 |
2017年 | 32.2 | 32.4 | 高速持続失速 |
2018年 | 32.1 | 32.0 | 高速持続失速 |
2019年 | 32.6 | 33.0 | 平均持続失速 |
平均 | 32.35 | 32.29 | 高速持続失速 |
過去5年間全て失速パターンとなっており、タフさや底力が求められるレースです。また、高速・持続パターンが多いため、スピード、スタミナも重要になります。
1-2.過去5年間のラップ
対象年 | ラップ |
---|---|
2015年 | 12.1 – 10.0 – 10.4 – 10.1 – 11.5 |
2016年 | 12.0 – 10.2 – 10.6 – 10.1 – 11.2 |
2017年 | 11.8 – 10.0 – 10.4 – 10.3 – 11.7 |
2018年 | 11.8 – 10.0 – 10.3 – 10.1 – 11.6 |
2019年 | 11.9 – 10.2 – 10.5 – 10.7 – 11.8 |
逃げ・先行が有利のレースのため、逃げ・先行馬は、前半2Fを22.5秒以内に走れるかどうかが一つのポイントです。
2.アイビスサマーダッシュの血統分析
2-1.過去5年間の勝ち馬4L
過去5年間の勝ち馬の4Lの血統は以下の通りです。
開催年 | 勝ち馬 | 父 | 母父 | 父母父 | 母母父 |
---|---|---|---|---|---|
2015 | ベルカント | サクラバクシンオー(日本型) | ボストンハーバー(米国型) | ノーザンテースト(日本型) | サートリストラム(欧州型) |
2016 | ベルカント | サクラバクシンオー(日本型) | ボストンハーバー(米国型) | ノーザンテースト(日本型) | サートリストラム(欧州型) |
2017 | ラインミーティア | メイショウボーラー(米国型) | オース(欧州型) | ストームキャット(米国型) | オグリキャップ(米国型) |
2018 | ダイメイプリンセス | キングヘイロー(欧州型) | ダンスインザダーク(Tサンデー型) | ヘイロー(米国型) | ストームバード(米国型) |
2019 | ライオンボス | バトルプラン(米国型) | ステイゴールド(Tサンデー型) | シーキングザゴールド(米国型) | シアトルスルー(米国型) |
傾向としては、短距離戦ということもあり、明らかに米国型が多いです。
例外は、2015年・2016年のベルカント、2013年のハクサンムーンのみです。ただし、この2頭は、日本型でも、短距離での実績が圧倒的なサクラバクシンオー産駒というのが特徴的です。
血統も注視するべき要素かと思います。
2-2.種牡馬傾向
過去5年間の同コース(新潟・芝・1000m)の複勝率上位10頭は以下の通りです。※最小レース機会数が5以上のみ。
種牡馬 | 大系統 | タイプ | 複勝率 |
---|---|---|---|
ファンタスティックライト | ナスルーラ系 | 欧州型 | 60.0% |
エムオーウイナー | ターントゥ系 | 欧州型 | 60.0% |
バトルプラン | ミスプロ系 | 米国型 | 50.0% |
ジャスタウェイ | サンデー系 | Tサンデー型 | 42.9% |
アーチ | ロベルト系 | 欧州型 | 40.0% |
ソングオブウインド | ミスプロ系 | 欧州型 | 40.0% |
ディープブリランテ | サンデー系 | Tサンデー型 | 38.5% |
ルーラーシップ | ミスプロ系 | 欧州型 | 36.4% |
フレンチデピュティ | ノーザンダンサー系 | 米国型 | 35.3% |
ロードカナロア | ミスプロ系 | 欧州型 | 33.3% |
消耗戦になるレースが多いため、欧州型の活躍が目立ちます。
ただし、先行できるスピードをもっているか、圧倒的な末脚を持っていることが条件です。
3.アイビスサマーダッシュのレース分析
3-1.勝ち馬の平均値
平均PCI | 54.3 |
平均年齢 | 5.0歳 |
平均斤量 | 55.2kg |
平均人気 | 2.4番人気 |
平均馬体重 | 494.2kg |
平均タイム | 54秒2 |
平均上がり3F | 32.0秒 |
3-2.脚質傾向
脚質 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|
逃げ | 47.1% | 47.1% |
先行 | 17.9% | 35.7% |
差し | 7.1% | 14.3% |
追込 | 2.5% | 2.5% |
マクリ | – | – |
圧倒的に逃げが有利です。スタート直後のダッシュ力があるかどうかはポイントになりそうです。
3-3.上がり3F傾向
上がり3F順位 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|
1位 | 30.8% | 38.5% |
2位 | 33.3% | 33.3% |
3位 | 37.5% | 37.5% |
4位~5位 | 11.8% | 41.2% |
6位以降 | 6.4% | 9.6% |
上がりの順位がそのまま着順に直結するわけではありません。
最初から最後までスピードを維持できるかどうかが重要なポイントです。
3-4.馬体重傾向
馬体重 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|
420~439kg | 11.1% | 11.1% |
440~459kg | 0% | 00% |
460~479kg | 16.7% | 25.0% |
480~499kg | 14.0% | 26.0% |
500~519kg | 9.5% | 9.5% |
520~539kg | 25.0% | 25.0% |
540kg以上 | 0% | 0% |
459kg以下の馬はあまり実績がよくありません。要注意です。
3-5.斤量傾向
別定のため、斤量傾向は省略します。
斤量 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|
49.5~51kg | – | – |
51.5~53kg | – | – |
53.5~55kg | – | – |
55.5~57kg | – | – |
57.5~59kg | – | – |
3-6.枠番傾向
枠番 | 複勝率 | 平均着順 |
---|---|---|
1枠 | 0.0% | 11.3着 |
2枠 | 33.3% | 7.8着 |
3枠 | 0.0% | 10.2着 |
4枠 | 11.1% | 9.1着 |
5枠 | 11.1% | 8.9着 |
6枠 | 22.2% | 8.4着 |
7枠 | 33.3% | 6.3着 |
8枠 | 33.3% | 7.0着 |
外枠が好実績の傾向にあります。特に8枠は、勝率と連対率が高く、必ず押さえておきたい枠番です。
3-7.騎手傾向
過去5年間の同コース(新潟・芝・1000m)の複勝率上位5人は以下の通りです。
騎手 | 複勝率 |
---|---|
石橋脩 | 50.0% |
秋山真一郎 | 38.5% |
三浦皇成 | 37.5% |
鮫島克駿 | 32.1% |
西田雄一 | 28.4% |
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